Basic2 頸椎、上部胸椎のモーションパルペーションとモビリゼーション

Basic2

モーション・パルペーションとは、関節の動きを検査する方法です。 モーションパルペーション研究会Basic2コースではベーシックコースで行った基本検査と治療を坐位で行います。臥位で行う検査と治療とはまた違い、さらに臨床に特化した内容になります。 MPSG公式HP

第三回Basic2コースで行った頸椎、上部胸椎の検査と治療を行うと、背部痛、肩コリ、肩甲上腕関節障害、頸部痛、頸部回旋制限、体幹回旋制限、頭痛、呼吸障害などの治療が可能です。

上部胸椎、頸椎は非常に触診が難しく、熟練が必要です。

触診上達のコツは、患者の訴える症状と頸椎、上部胸椎のずれ、背部筋の膨隆、圧痛部位、肩甲骨の高さの違いをリンクさせて検査することと、その部位と反対側の症状がない側を比較することです。

モーションパルペーションはどんな患者にも応用の効く治療の基盤になるテクニックです。

一見簡単そうに見えるテクニックでも講師の行うテクニックと比較して実際にやってみると全く違うことがわかります。

中川先生が実際に行っている頸椎回旋モーション・パルペーションとモビリゼーションのデモの様子です。ご覧ください。↓

【肩こり】【首の痛み】中川貴雄D.Cによる頸椎の検査と治療デモ
この動画は中川貴雄D.CがMPSGで行った首の痛み、肩のコリの検査と治療をデモで解説したものです。実際には視診、問診から始まり関連部位の検査と治療を行っているため、ほんの一部分だけを切り取ったものになります。MPSGに参加すると中川貴雄D....

頸椎回旋検査を例にしてみると、一見首をつかんで回しているだけに見える操作ですが、

講義中に注意点を聞いていると、

①患者をリラックスさせて

②中指を頸椎関節突起にコンタクトし、反対の中指で反対の関節突起を支える。

③中指で関節突起をゆっくりと押して、軽い緊張が感じられるまで側方圧、前方圧を加える。

④中指を用いて椎骨を回旋させるのと同時に情報圧を加えながら回旋する。

⑤抵抗を感じたら可動性減少である。

一つの操作で簡単に見積もってもこれだけの注意点があります。

見よう見まねでできるほど甘いものではありません。

ですのでMPSGでは実技練習する時間を多く設けており、そのために技術スタッフが丁寧に教えてくれます。

みなさん一緒に練習を積みましょう。

MPSGは、日本のカイロプラクティック、手技療法業界の第一人者である 中川貴雄D.Cを中心としてカイロプラクティックの検査法であるモーション・パルペーションと治療法であるモビリゼーションを実際に実技を交えて学ぶセミナーです。一般的にアメリカで普及しているモーションパルペーションやモビリゼーションとは違い、力を抜き、細かく正確なサブラクセーション(関節のズレ)を見つけて治す中川貴雄先生独自の技術を使い患者にも術者にも負担のかからない検査と治療法を伝え、後進の育成活動を行っています。 これまでにも、患者さんを治すための真の技術を身につけたいという 柔道整復師、鍼灸師、看護師、理学療法士、医師など、 多くの医療人が学び、研鑽されています。 アメリカで長年、カイロクリニックを開業し、 ロサンゼルスカイロプラクティック大学でも教鞭をとられていた、 中川貴雄先生の技術を学ぶことができる研究会です。 #中川貴雄#カイロプラクティック#モーションパルペーション #首の痛み#肩コリ#頸椎

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